おいちゃんの「言いっぱなしジャーマン」
その名の通り、言いっぱなしです。文責もヘッタクレもありません。 政界、財界、スポーツ界、芸能界...書きたい時に書きます。 気に入らなければスルーしてください。叱られるとヘコむ子なので。


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パフォーマンスがパフォーマンスでなかったとパフォーマンスする渡辺喜美
みなさん、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。最近書きたくなるようなニュースが減っているため更新の頻度が少ないのですが、今年も思いつくまま無責任に自論を展開していきたいと思います。気が向いたら読んでください。
さて…早速ですが、渡辺喜美元行政改革担当相の話を書きましょう。もう昨年既に長文を書いたので、読んだ方には「またかよ?」と思われてしまうかも知れませんが、今年に入って動きがあったため、改めて私が思うところを強調しておきたいと思います。
1月4日に、渡辺氏が地元の栃木県那須塩原市で行われた後援会の新年会で講演し、麻生太郎首相に対して「早期に解散総選挙をして100年に1度の政治体制をつくってほしい。2兆円の定額給付金は撤回して弱者対策などに使ってほしい」と注文をつけた…と報道されました。
また、公務員の天下り廃止など「霞が関改革」の断行も訴え、「もしこの思いが伝わらないのであれば、認められないのであれば、私にも覚悟がある。自民党を離党してでも私は国民運動を起こす」と述べた…とあります(産経情報)。
これらの発言、皆さんは率直にどう感じましたか?私は昨年ブログにて、彼には離党の覚悟が無いと書きましたが、ここまで言うからにはとうとう覚悟を決めたのかも知れませんね。12月24日の衆院解散要求決議案に与党から1人起立した行為が自民党県連や閣僚から批判された事がそう踏み切らざるを得なくさせたのかは解りませんが、とにかく…さすがにここまで言って離党の覚悟が出来ていなかったらかなり変な人です。しかしまだまだ捨てきれないのが「ここまで言うからにはとうとう覚悟を決めたのかも」と思わせつつ優位に立ち回って人気取りをする、というパフォーマンスをしている可能性です。
私の予想が外れようと外れまいと別にどうでも良いのですが、どちらにしても彼はもう自民党にいるべきではありません。大体、元大臣くらいの人が「これが通らなければ…」などと総理大臣に要求する事そのものが馬鹿げており、出過ぎた行為です。要求など通るはずがありませんし、一議員の要求などを軽々しく飲んでしまったらその政権はお終いです。どんなつもりで渡辺氏がそんな要求を出したのか解りませんが、そんなものが通るはず無い事が解らないのなら政治家失格ですし、解っていながら国民のための行動である事を演じてこういう自己中心的パフォーマンスをするのは、これまた政治家失格です。1人で起立した衆院解散要求決議案を見て拍手を送った人達…いくら何でも今回は騙されないでしょう。いや、そう願いたいものです(講演で語っただけであって要求ではない、という言い訳をするのかも知れませんが、要求と解釈されても仕方の無い内容だと思います)。
ところで、私は昨年、彼の行為についてこう書きました。

「これは世間体を気にして子供を勘当出来ない父親と、本気で家出をする気は無いのに家出をちらつかせて、貯金の少ない親父から小遣い大幅アップを画策する息子の戦いです。こんな行動を許していたら親の立場が廃るし、子供はますます増長するでしょう。だから自分のためにも家庭のためにも息子のためにも、非情な決断をしなければならないのです」

私があの時、こう断じた事は今思い返しても正しかったと思っています。今あえて、この時の喩えを使って今回の渡辺氏の言動を評するなら、こうです…
「息子が小遣いアップのために家出をちらつかせて反抗的行動に出たが、世間体を気にする親父はハッキリと彼をを叱らなかった。しかし息子が『してやったり♪』と思ったのも束の間、親父の兄弟や友人らが『もっと厳しくした方が良かったんじゃないの?』『あんな生意気なバカ息子、勘当しなよ』と言い出して親父もその気になり始めた。だから息子は自分が家出するという気持ちが本気であると思ってもらうために、更なる駆け引きを使い始めた」
渡辺氏はもう、引っ込みがつかないだけです。衆院解散要求決議案での行為がパフォーマンスと思われてしまったら今までの行動が水の泡ですから、タイトルに書きましたが…全てのパフォーマンスがパフォーマンスではなかったとパフォーマンスしただけの事。
離党についても「最終的にそうせざるを得なくなるかも知れない」という覚悟は出来ているかも知れませんが、出来ればしたくない…つまり「自分の言い分が通らなければ必ず離党」という覚悟は無いと思います。そうでないなら「家出するぞ、いいのか?」という前にとっとと家出しなさい、「飛び降りてやる、いいのか?」という前にとっとと飛び降りなさい、という事です。何故か麻生総理に下駄を預けているかのような態度なのですが…覚悟が出来ているのなら「離党」ではなく、「除名」でも良いのでしょうか?

郵政民営化選挙の際…加藤の乱の際、私たちは目の当たりにしたではありませんか…自民党議員が除名、離党を心底恐れている姿を。どんなに強気な事を語っていようとも、除名をちらつかされた途端態度は一変するのです。離党上等、除名上等、という態度だった人達は皆、いざ目の前に離党や除名の可能性を突きつけられると一瞬にして牙を折られ、ポリシーを曲げ、態度を軟化させます。媚び始めると言っても良いくらいです。しかし…何とか自民党に残れた、戻れたとしても以後、彼らの発言には説得力が感じられなくなってしまいました。加藤紘一、山崎拓、小林興起、野田聖子…彼らが最も活躍していた時の発言と今の発言の影響力を比較すれば解るでしょう。
亀井静香、綿貫民輔らだってケツを捲くって新党を立ち上げましたが、自民党にいられる道を何度も模索した後ですし、新党結成後も「郵政民営化を撤回するなら…」「小泉改革や我々を切ったのが間違いだったと党が認めるなら…」と復党や合併の可能性を未練たっぷりに語っています。
もし離党しようともそれが追い詰められた挙句の事であるなら、私は本当にその覚悟があったとは思いません。辞めるなら今…いや、今でも遅いくらい。本来は衆院解散要求決議の前後に辞めるべきでした。「支持率が低い今、麻生総理は自分を切れないだろう」…そういう打算が見えるから私は彼の行動に拍手を贈れないのです。「離党する覚悟はあるけれど、党が処分しないなら出なくてもいいですよ」。そんな覚悟がありますか。自分の信念に基づいての言動であるなら、自分が批判している相手なんかに下駄を預けず、自分で辞めなければ。

ここまで書いてみて、思い出されるのが、一昨年起きた自民・民主の大連立未遂騒動です。あの時、民主党小沢一郎代表は福田康夫総理(当時)との会談で自民・民主両党の大連立を画策し、民主党内から反発されるや、党首の立場を辞する事を表明しました。しかし民主党執行部らの必死な説得に翻意し、結局党首を続けています。結果として小沢氏は独断で自民との大連立に合意した責任も、辞意表明した際に民主党を「政権担当能力が無い」と批判した責任も一切取らず、「そんなに頼むなら党首を続けてあげる」というような上位的立場で民主党を今も牛耳っています。
今回、渡辺氏がやろうとしている事もこれをスケールダウンさせたもののように見えますし、あまりにも行動が似通っているのですが…私は当時ここのブログにてこんな事を書いています。

「家出を匂わして玩具を買ってもらう子供を彷彿させる小沢留任劇」
「ワガママな子供が「任天堂Wiiを買って」と親に頼んだら断られたため、家出しようとこれ見よがしに荷物をまとめたところ、親が「Wiiは高過ぎるからダメだけどDSのソフトなら買ってあげる」と譲歩してきたから思い留まった…そのレベルの話ではありませんか」

今回渡辺氏を見て思った事とほぼ変わらない感想を当時、私は書いています。小沢代表の方が大掛かりかつリアリティーのある駆け引きを行ってはおりますが、中身に大した差はありません。国民のためでも党のためでもなく、あくまでも党内での自分の立場が優先なのですから…まあ年明けなので今日はこの辺にしておきましょう。

最後に、モノのついでなので書いておきますが…民主党や民主党と組んでいる社民党は二言目には「自民党は末期症状」とか「古い自民党政治に終止符を」と言いますが、小沢代表がトップでいる今の民主党こそが古い自民党そのままです。メンバーを見れば解りやすい…旧田中派〜竹下派・金丸系が外見だけ変えて新しい政党のふりをしているだけではありませんか。
竹下派七奉行の内、存命は金丸系4人の中の3人。小沢一郎、羽田孜、渡部恒三。みんな民主党です(もう1人の奥田氏は亡くなっていますが、民主党最高顧問でした)。金権政治でお馴染みの金丸信元自民党副総裁の流れを汲む3人が民主党で今それぞれ党首、最高顧問です。「自民党」という括りで古いとか末期とかいうのであれば、その自民党の王道ともいえる田中派の流れを汲む竹下派の…更に金権体質の代表だった金丸系(何しろ家を家宅捜索したら時価1千万円相当の金塊が見つかったくらいですから、どれだけ金に執着しているのか…)が上層部を固める民主党は古くないのですか?
ちなみに渡部恒三氏は自らの政治団体が1億7824万円という巨額な事務所費を架空計上していた責任を取って2007年10月に最高顧問を辞任しています。マスコミにボロクソに叩かれた安倍内閣の閣僚たちの事務所費問題とは桁が違う悪質な問題にも関わらず、何故かマスコミは全く大きく報じませんでした。最高顧問を辞するという形で一応責任を取ったから…という言い訳は通用しません。何しろ渡部氏は僅か3ヶ月後には最高顧問復帰しているのですから。
こんな茶番で責任を取ったふりをして、ひっそりと元の地位に収まる渡部氏、収める民主党…これは彼らが言うところの「古い自民党政治」と何が違うのですか?巨額な事務所費計上、辞任して3ヶ月で禊が済んだと復権…少なくとも小泉純一郎氏が総理に就任した頃からは、ドサクサ紛れに責任を取った事にするような政治は通用しなくなりました。自民党の誰かが改革したというよりも、小泉人気により、国民が政治に…正確には「政治の報道」に目を向けるようになった事でそういう茶番をやりにくくなったからだと思います。しかし、マスコミが守って大きく報じないのをいい事に、ドサクサ紛れな責任の取り方をこの御時世にやっているのが民主党なのです。
まああくまでも余談ですのでこの話はここまでにしておきますが…「麻生はこんな能無しな奴でっせ!」というネガティブキャンペーンによる世論調査結果を隠れ蓑に、真の「古い自民党体質」である民主党小沢一派がやりたい放題やっているという事を忘れてしまっては、いつまで経っても国民は舐められっ放しでしょう。
定額給付金…私も全面的な肯定はしません。しかし…定額給付金は貰うが、3年後の消費税アップは我々国民は許さんぞ、という確固たる信念を皆が持てば、給付金を貰えるし消費税は上がらないでしょう。上げたら政権が潰れる…与党が与党ではなくなる、というだけの決意を皆で持って政権に睨みをきかせれば良いのです。渡辺喜美のパフォーマンスに騙されて拍手しているようでは、いつまで経っても給付金は貰えないわ、3年後に消費税が上がるわ…という最悪な状況になり得る事を少しは想定して欲しいものです。
もし民主党が政権を取ったら…渡部氏が3ヶ月で復権したような茶番を平気でやるのは明白ですし、「08年に麻生総理が決めてしまったからやむを得ない」とか言って消費税がアップされ…次の選挙で抗議しようにも麻生氏率いる自民党は既に野党だし、実際にアップした今の民主党政権を作ったのは自分達だし…という状況になるかも知れません。マスコミによって植え付けられた一時的な怒りによって、任期が6年の参議院で民主党を大幅に増やして捻れ国会にしてしまった時のような失敗はもうしないで欲しいものです。


090105watanabe.jpg

PS…会見を開いて離党前提の要求をした渡辺喜美を自民党は除名すべきです。それをすれば麻生総理を舐めたらエライ事になるという空気が自民党内を支配し、団結力が増すでしょう。連鎖離党も防げるでしょう。総理を舐めたらタダでは済まないという空気が党内にあったから小泉政権は強かったのです。安倍政権は弱かったのです。




テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記

この記事に対するコメント

>「麻生はこんな能無しな奴でっせ!」というネガティブキャンペーン

ネットのお陰で洗脳が解かれていくような開放感を
味わってます^^

おいちゃんさん、今年もよろしくお願いします。

↓ 日本前向き新聞w
http://blog.livedoor.jp/maemuki_news/

【2009/01/06 21:05】 URL | みずき #YK3boYxk [ 編集]



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